ベルリン幼稚園

ベルリンでの日常と子育て

引っ越し後の学校と幼稚園

8月から新しい幼稚園に通うことになっているAちゃん。今までの幼稚園が超満足だっただけけに、私も新しい幼稚園を好きになってくれるのかドキドキです。

引っ越しが決まってからすぐいろいろな幼稚園にコンタクトをし、幸いなことに2つの幼稚園からOKをもらいました。一つは教会系で、もう一つは市の幼稚園。

見学に行ったところ、市の幼稚園のほうが先生の印象が圧倒的によかったので、こちらに決めましたが、この幼稚園はなんと90%が外国にルーツを持つ子供。ってAちゃんもそうだし、今言っている幼稚園も結構外国にルーツを持つ子供は多いのですが、違うのは、人の階層。今いるところは高学歴層の外国人。引っ越し先の外国人は、あんまり経済的に恵まれない層の外国人。

幼稚園を見学しているときに、「うちに来ている子は家庭ではあんまり果物や野菜を食べる機会がないから幼稚園では積極的に出す」とか、「図書館に行く習慣のない家庭が多いから、図書館ツアーも行う」とか、ちょっとえーー、っと思うようなコメントが先生から相次いででました。

友達になれそうなお母さんいるかな…。子供を友達の家に遊ばせに行ったら、たばこの煙がもくもく、、、なんてことにならないかちょっと心配。。。

私たちが今度住むことになっている地域は、低所得者層向けの日本でいう市営住宅?と普通の一軒家が混じっている地域なので、まあ、いろんな人がいるのです。

学校はその地域に一校しかないので、一軒家地域から来ているドイツ人の子も、福祉住宅からきている移民の子もごちゃまぜです。それはそれで多様性を体感して身に着けられるからいいことだと思うし、ちかくの公園や学校開放日にその学校に子供を行かせている親に聞き込みを行ったところ、「すごくいろんな層の人が混じっているから、それはそれでチャレンジではあるが、市もすごく力を入れているし、やる気にあふれている先生が多いので、いい学校である」という評価がほとんどでした。

学校開放日の印象は、まあ、普通、、、というか。。。1、2年生の授業では、先生は生徒全員をよく把握している感じだったし、授業内容にも好感が持てた。3,4年生の授業では、授業時間なはずなのになぜか教室を出て騒いでいる子がいる?これはどうなの??と。休み時間は、人数が多いせいかうるさい!ベルリンの学校はもうちょっときれいだし穏やかだったよなー、、、。

近くにもう一件私立の学校がありますが、ここはイェナプランをもとにしたフリースクール。1-3年生まで、4-6年生までが合同で学ぶ縦割り方式。プロジェクトラーニングを中心とした学び方で、従来の学校とはかなり違います。宿題もない。
私立だから、写真などを見る限り生徒の家庭層もまあ、エコな高学歴層、という感じで、よりなじめそうですが、ただでさえ日本に比べて緩めのドイツの学校、公立校よりも緩そうなこの学校で、ちゃんと必要なことが学べるのか??とこちらはこちらでちょっと心配…。こういう学校は、束縛が嫌いで、好きなことに過集中するタイプの子にはあっていると思うんだけど、言われたことをきちんとやる優等生タイプだけど、イニシアティブにはかけるAちゃんにはどうなのかな?

悩みはまだ尽きないので、引っ越してから様子を見て、学校開放日などにも行きつつ志望校を決めたいと思います。