ベルリン幼稚園

ベルリンでの日常と子育て

カヤック

週末は気温が上がったので、金曜日幼稚園をお休みさせて、別荘へ。

日曜は3人乗りカヤックを借りて、4時間の水の旅へゴー。Dämeritzseeから Gosener Grabenを通ってSedindeeへ、それからまた戻ってすこしSpreeを上流に向かって漕ぎました。

わたしはAちゃんが生まれる前にして以来だったので、3年ぶり。今まではAちゃんがうろちょろして水におっこったら、、、と思うと中々踏み切れなかったんだけど、3歳も近づき、言うことが聞けるようになってきたので、思い切ってみました。

結果、Aちゃん、4時間水に手をつけたり、トンボを観察したり、枝で漕ぐ真似をしたりしながら、よく付き合ってくれました!

落とすと怖いから、、と思いiPhoneを持ってかなかったので写真がないのが残念。借りてきた写真ですが、こんな感じです。

f:id:kayoinberlin:20150831053911j:image

ベルリンの中心部から一時間以内のところなのに、こんなことができるのが素敵。

今日は多分今年最後の夏日なので、かなりの数のカヤックに会いました。

カヤック、4時間借りて20ユーロ、(3000円弱)とお手頃。来年はもっと頻繁にやりたいな。

セレ

途中でちょん切れていたので、今更ながら、フランス、スペイン旅行の続き。

次の日は念願のハイキングへ。

雨も止んで、気持ちのいい日でした。

最後の日はまたまた念願の海に行くはずが。。バケツの底が抜けたような雨!車が流されちゃうかもしれないから、通行止になってたり。。意地で公園内の海岸近くまで行くものの、危ないので職員の車で回収される始末。

なので海岸は諦め、Ceretセレという町の小さな近代美術館に行くことに。全然期待しないで行ったんだけど、この美術館と町がとてもよかった。

この辺はとても風光明媚なところで、マティスピカソを含む沢山の芸術家が魅了されて住んでいたらしいんだけど、その人たちが作品を寄付してできた美術館。作品数は少ないんだけど、粒ぞろい。今まで見てきた景色が素敵な絵になっているのを鑑賞するのは、素敵な体験だった。




軍事歴史博物館

Aが昔から行きたがっていた、ベルリンのはずれ、Gatowにある、Militärhistorisches Museum der Bundeswehr (連邦軍軍事歴史博物館)に行ってきた。軍用空港だったところに、第一次世界大戦から現在までの、主に戦闘機と空軍の歴史が展示されます。

Aは平和主義でエコで、軍隊も戦闘機も忌むべきものなはずなのに、、見るのは大好き。やっぱ男の子だねー。f:id:kayoinberlin:20150824010450j:image

こんな感じで無造作に戦闘機がぼこぼこ置かれています。

f:id:kayoinberlin:20150824010621j:image
f:id:kayoinberlin:20150824010625j:image
きっと好きな人にはたまらないんでしょう。

ここではデパートやショッピングモールとは別の現象が起こっていました。男の人が目を輝かして飽きずにいつまでも見てるのに、女の人は外のベンチに座って、退屈そうにおしゃべりしたり本を読んだり。

今度は人形博物館にでも一緒に行ってもらおう利




ドイツのすごいなと思うところ①難民受け入れについて

最近の中東情勢の混乱から、ものすごい数の難民がヨーロッパに逃げてきています。ドイツの国境の街には毎日300人から400人もの難民が到着していて、昨年と今年8月までで、計50万人ほどの人が難民申請をしています。

 

50万人ったら、杉並区一個分です。中規模都市一個分。新聞やニュースで、受け入れ体制や施設の問題とか、難民申請の難しさとかなどの話を聞かない日はありません。

 

すごいな、と思うのは、まずそれだけの数の人を受け入れて、住居と食事を与える、というのをドイツ全国に振り分けて行っていること。

 

それだけ受け入れるとやはり不満を持つ人も出てきて、特に旧東ドイツの田舎なんかで、反難民受け入れデモやら難民宿舎予定地が燃やされたりとか、そんな問題が起きてはいるんだけど、そういう心の狭さとか、外国人憎悪は許されない、恥ずべきことである、という意識が大半の国民にはあること。

 

ZDFなどの公共ニュースを見ていても、戦地の酷さ、どんな困難をくぐり抜けて難民はここまで来ているのか、助けるために私達はなにができるのか、寛容がいかに大事か、難民に対する不安は大半は根拠がないこと」などの論点に焦点があたっています。

ママ友と話していても、普通に「こんど難民施設に子供服を寄付しにいくけど、何か持っていくものある?」なんて話題が出てくる。

 

自分の国だけが良ければいいんじゃなくて、困った人を助けよう、という精神を感じるこの国に住んでてよかった、、、と心から思います。

 

ひるがえって、例えばアジアで大規模な紛争が起きた時に、日本がそれだけの人を助けるだけの度量があるかっていったら、、、ないですね。2014年は5000人の申請に対して、認定数、11人・・・。そんな閉じた国なのに、「難民申請 日本」で調べたら、出てきた記事が「仮想難民」の「横行」。。。あーやだやだ。

 

サマーフェスティバル

ずいぶん前になるけど、Kitaでサマーフェスティバルがありました。今度小学校に入る子にとっては、卒園式のようなもの。年ごとにテーマがあるようで、今年はてんとう虫。

このイベントは保護者が主催で、食べ物も出し物も全部持ち寄り。劇担当、工作担当、ゲーム担当とわかれ、何度か事前に集まりもあった。
ほかの保護者と親しくなるいい機会かと思い、私たちも折り紙コーナーを担当しました。

両親とも働いている人がほとんどなのに、みんな4時には集まれるのが素晴らしい。お父さんも参加してるし。

はじめは園児全員の歌。みんなてんとう虫の帽子を、かぶっててかわいい。
f:id:kayoinberlin:20150801204009j:image
そのあとは卒園する子を校長先生が一人づつ、「◯◯は、とてもフレンドリーで、他の子をよく助けています。パズルがとても得意です。泳げるようにもなりました」などと言って紹介。そして、卒園プレゼントとして、zuckertüte(お菓子や文房具が入った三角コーンみたいの)をもらって、先生と握手。
これがその三角コーン。先生の手作り。
f:id:kayoinberlin:20150801203200j:image
その後は保護者主催の劇。園児の兄弟の10歳くらいの子も一緒に演じててかわいい。
f:id:kayoinberlin:20150801203945j:image

その後はスナックをつまみながらゲームや工作コーナーでゆるゆる遊ぶ。

私たちの折り紙コーナー
f:id:kayoinberlin:20150801204901j:image
折り紙をやったことのないドイツ人の子に教えるのは難しいと聞いていたので、
1ステップずつ折ったものをはった説明資料を作る、、もののほとんど使わなかった。うまい子はすぐコツを掴んでた。

すべて手作りで、あったかい会でした。





ラングドック・ルーション、バルセロナ旅行記4

4日目は私の大台にのった誕生日でした。

朝からLちゃんがケーキを焼いてくれたのに感動。なにがしたい?と言われたので、海に行きたいなー、とリクエスト。

いいよ、でも、海に行く前に珍しい岩があるところと、近くにある修道院がみたいな~、と他のメンバーからリクエストが。。

 

・・・岩と修道院見て一日が終わっちゃったよ!!!海に行けたのは5時・・。しかも天気悪い。

海。

 

ムカついていたのであてつけるように修道院は見学しなかった。。。

 

 

 

 

ラングドック・ルーション、バルセロナ旅行記③Abbaye Sainte-MarieとLes Tiles du Soleil

3日目は残念ながら朝から雨模様。渓谷に行って、それから修道院を見学、、という計画をたてるものの、渓谷は雨で入場禁止。。。

Aちゃんは入り口の目の前にあったシャベルカーに夢中で楽しそうだったので、まあよしとしよう・・・。

 

Abbaye Sainte-Marieという修道院見学。

回廊

きれいなんだけど、ヨーロッパはさんざん回ったので、修道院や教会に対する感動が薄れてきています。あ、またこんな感じねー、、、という感想しかない・・・。

西洋史が専攻の私、ヨーロッパにはじめてきた時は、何を見ても大興奮、タクシーに50分乗ってお城の廃墟を見に行ったりして、一緒に行った友だちに嫌がられてたのに、すれてしまったもんだわ・・・。

 

その後、この地方の特産の布を使ったステキなお店がある、、と聞き、山道を車で30分ほどかけて小さな村、Saint-Laurent de Cerdansいくと、、、あれ??なんだか、、、日本でとっても見たことが・・・。

このお店でした・・・。

レ・トワール・デュ・ソレイユ Les Toiles du Soleil

 

いやーん、超地元の吉祥寺アトレに入っているよ―。バッグに日本語のタグが付いているよ―。ありがたみが全然ない!

 

実は、結構こういうことあります。日本人のバイヤーは超優秀で、地元でも知る人ぞ知る、、、てなかんじのお店を見つけて、日本で大展開。ベルリンの靴ブランド、Trippenなんて、ドイツ人はほとんど知らないけど、ちょっとおしゃれな日本人はだれでも知っているし・・・。ウィーンの超こじんまりしたチョコレート屋さんのチョコをおみやげに買ってったら、「あ、これ知っている!〇〇で売っているよ」と言われた時は大ショックでした。さすが買い物が国民的趣味の国。