カヤック
セレ
軍事歴史博物館
ドイツのすごいなと思うところ①難民受け入れについて
最近の中東情勢の混乱から、ものすごい数の難民がヨーロッパに逃げてきています。ドイツの国境の街には毎日300人から400人もの難民が到着していて、昨年と今年8月までで、計50万人ほどの人が難民申請をしています。
50万人ったら、杉並区一個分です。中規模都市一個分。新聞やニュースで、受け入れ体制や施設の問題とか、難民申請の難しさとかなどの話を聞かない日はありません。
すごいな、と思うのは、まずそれだけの数の人を受け入れて、住居と食事を与える、というのをドイツ全国に振り分けて行っていること。
それだけ受け入れるとやはり不満を持つ人も出てきて、特に旧東ドイツの田舎なんかで、反難民受け入れデモやら難民宿舎予定地が燃やされたりとか、そんな問題が起きてはいるんだけど、そういう心の狭さとか、外国人憎悪は許されない、恥ずべきことである、という意識が大半の国民にはあること。
ZDFなどの公共ニュースを見ていても、戦地の酷さ、どんな困難をくぐり抜けて難民はここまで来ているのか、助けるために私達はなにができるのか、寛容がいかに大事か、難民に対する不安は大半は根拠がないこと」などの論点に焦点があたっています。
ママ友と話していても、普通に「こんど難民施設に子供服を寄付しにいくけど、何か持っていくものある?」なんて話題が出てくる。
自分の国だけが良ければいいんじゃなくて、困った人を助けよう、という精神を感じるこの国に住んでてよかった、、、と心から思います。
ひるがえって、例えばアジアで大規模な紛争が起きた時に、日本がそれだけの人を助けるだけの度量があるかっていったら、、、ないですね。2014年は5000人の申請に対して、認定数、11人・・・。そんな閉じた国なのに、「難民申請 日本」で調べたら、出てきた記事が「仮想難民」の「横行」。。。あーやだやだ。
サマーフェスティバル
ラングドック・ルーション、バルセロナ旅行記③Abbaye Sainte-MarieとLes Tiles du Soleil
3日目は残念ながら朝から雨模様。渓谷に行って、それから修道院を見学、、という計画をたてるものの、渓谷は雨で入場禁止。。。
Aちゃんは入り口の目の前にあったシャベルカーに夢中で楽しそうだったので、まあよしとしよう・・・。
Abbaye Sainte-Marieという修道院見学。
回廊
きれいなんだけど、ヨーロッパはさんざん回ったので、修道院や教会に対する感動が薄れてきています。あ、またこんな感じねー、、、という感想しかない・・・。
西洋史が専攻の私、ヨーロッパにはじめてきた時は、何を見ても大興奮、タクシーに50分乗ってお城の廃墟を見に行ったりして、一緒に行った友だちに嫌がられてたのに、すれてしまったもんだわ・・・。
その後、この地方の特産の布を使ったステキなお店がある、、と聞き、山道を車で30分ほどかけて小さな村、Saint-Laurent de Cerdansいくと、、、あれ??なんだか、、、日本でとっても見たことが・・・。
このお店でした・・・。
レ・トワール・デュ・ソレイユ Les Toiles du Soleil
いやーん、超地元の吉祥寺アトレに入っているよ―。バッグに日本語のタグが付いているよ―。ありがたみが全然ない!
実は、結構こういうことあります。日本人のバイヤーは超優秀で、地元でも知る人ぞ知る、、、てなかんじのお店を見つけて、日本で大展開。ベルリンの靴ブランド、Trippenなんて、ドイツ人はほとんど知らないけど、ちょっとおしゃれな日本人はだれでも知っているし・・・。ウィーンの超こじんまりしたチョコレート屋さんのチョコをおみやげに買ってったら、「あ、これ知っている!〇〇で売っているよ」と言われた時は大ショックでした。さすが買い物が国民的趣味の国。