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ベルリン幼稚園

ベルリンでの日常と子育て

ベルリン子育て事情

今日は夫がAちゃんを一人でつれだしてくれたので、私は超々久しぶりの自由時間!!あー嬉しい!

 

ゆっくりしようと思っていたけど、ついつい貯まってた家事を超スピードで片付けたりしちゃった・・・。私も主婦になったものだとしみじみ。なんだか、田舎のおばあちゃんがなんであんなに早起きで、休む暇もなくこまこまと動いていたのかわかってきた気がする。それでなきゃ、全部片付かないんだね―。。

 

久々にまとまった時間がとれたので、前々から書きたかった、ベルリンの子育て事情について思うところをつらつらと書いてみます。

 

今住んでいるベルリンのFriedrichshainというところは面白いエリアで、バーやレストラン、クラブが集まった地域、古くからの趣のあるアパート、極左のコミューンが入っている建物や、東ドイツの時に建てられた、味気のない団地・・・などがごっちゃ混ぜになっている。それだけに、住民も多種多様。東ドイツの時から住んでいる高齢者、ピアスやタトゥーがいっぱい入ったパンクな人々、自然派な人々、学生などなど。そして、私達のような高学歴の、割りと遅くに親になったような子育て世代もわんさと住んでいる。

 

交差点に、5台ベビーカーが止まっているなんてしょっちゅう。公園も幼稚園(Kita)の終わる時間には、芋洗い状態。

 

それだけに、子育てインフラはとても充実していて、キッズカフェ(子供を遊ばせるスペースのあるカフェ)や、いろんな面白い遊具のある公園、児童館のようなところなどがあって、遊ばせるのや、ママ友づくりにも困りません。

 

いつもいいな、と思うのが、こういうところでお父さんの率が日本に比べてとても高いこと。キッズカフェや児童館では必ず2-3人お父さんが子供を連れてきて遊ばせている。ドイツでは片親だけが育休を取る場合、12ヶ月だけど、両親とも育休を取ると、14ヶ月に育休期間が2ヶ月のびるので、お父さんが2ヶ月取ることがとても多い。育休後も、共働きで、両親とも週20時間の勤務体制にして、二人で一人の収入、なんてやっている人も結構いる。

 

こういうフレキシブルな勤務体系、とてもいいよね・・・。子供は両親の存在をしっかり感じながら育てるし、仕事(家庭)もあきらめなくていいし。

 

もちろんこの勤務体系を可能にするには、会社で子供、家庭のために勤務時間・内容を減らしたり、それをカバーすることが当たり前として受け入れられていることが前提で、そしてそれに伴う、顧客として受けられるサービスの低さも受け入れなきゃならない。

 

日本に比べて、ドイツでは不便だなあ、サービス悪いなあ、と思うことも多いけど、荷物が間違えなく時間通りピシッと来るけれど、みんな残業が当たり前な社会より、荷物は来たり来なかったりするけど、労働者がきちんと休めて、子供と夜時間を過ごせる社会のほうがいいな、と思う。

 

もう一つよいな、と思うところは、人種や、いろんなタイプの人が混じっているところ。ベビーサークルにいくと、今まであっただけで、チリ人、イスラエル人、ロシア人、中国人、アメリカ人、などなどほんと国籍様々。ドイツ人でも、トルコ系だったりフランス系だったり、ベトナム系だったり。国籍以外では、腰までのドレッドヘアーの人がいたり、パンクなタトゥーだらけの人がいたり。

こういうところで育てば、話す前から人をステレオタイプで判断したり、むやみに自分と違う人と怖がったりするような人にはならないんじゃないだろうかと思う。

 

私は日本で中学から女子校で育ったから、まず普通に男の人と接するようになれるのに時間がかかった。私立の女子校→都内の有名私大なんていう、ある程度裕福な、おんなじような頭のレベルの子が集まっているところで多感な時期を過ごしたので、未だにヤンキー層の人とかわけもわからず怖い。

そしてどんな外国人とも変な優越感や劣等感や恐れやステレオタイプにとらわれないで普通に接することができるようになるまでには、ずいぶん時間と経験が必要だったように思う。ていうか、やっとこの頃満足できるレベルになったぐらいかな・・・。

 

Aちゃんにはこの環境をいかして、そういったものにとらわれないで人の中身を見られる人に育って欲しいです。