ベルリン幼稚園

ベルリンでの日常と子育て

4泊5日カヌーツアー①

先週、4泊5日のカヌーツアーに行ってきました。カヌーに食べ物とテントと寝袋と積んで、野宿だよ―。そんなワイルドなのは流石にわたしもやったことなかったので、ドキドキ。

Aはわたしに出会うまではほとんどそんな休暇ばっかりだったので、家族で一緒にやるのをとても楽しみにしていた。何回も言われたので、一回ぐらいやってみるか、、、と重い腰を上げました。

出発前。こんな特大リュックサック2つに荷物ぎゅう詰め。

 

1日目

ベルリンから40分ほど電車に乗った、Halbeという町でカヌーを借りて、いざ出発。

こんなのです。カナディアンカヌーという、上が空いているタイプ。ここに全部積んで行きます。 

 

Aちゃんも自分のオールを持ってご機嫌。自然保護区の中を進んでいくので、周りに家もなく、ザ・ワイルド・カヌーツアーて感じ。

 

 

3時間ほど漕いだところで休憩した場所が広々とした草場になっていてとても気持ちが良かったので、ここに今夜泊まることに決定。キャンプ場でもないところでテントで寝るのは初めて・・・。

 

ハンモックを持参したので貼ってみた。Aちゃんはブランコができたので大喜び。すぐに蚊に襲撃されたけど・・・。

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蚊がすごいので、撃退も兼ねてキャンプファイヤー 

マイムマイムを踊ってみました。

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 ごはんはクスクスと野菜。

 

2日目

寝袋の下に引くマットを良い物にしたので、思ったよりよく眠れた。シャワー代わりに川でひと泳ぎ!

 

Aちゃんはちょっと退屈。「何か食べたい」しか言わない。。。どっちかがAちゃんに構っているとカヌーが進まないので、大変。普通だったら、1人がなにか必要なことをしている間に、もう一人がAちゃんの相手をできるんだけど、カヌーはそうは行かないね・・。

 

Jugendbildungzentrum Blossinというところの前がビーチになってたので、しばし水泳タイム。Aちゃんは腕用の浮き輪をつけたら、1人でパチャパチャできるようになったので、楽しそう。まだなかなかうまく前に進めないけど、水には慣れてきたみたい。水泳、いつから始めようかな。 

 

 二日目のカヌーコースは、別荘地を通っていく感じで、少々微妙。バーベキューしたり寝椅子に寝っ転がったりしたりしている人を観察しながら進む・・・。

 

そして今日も野宿。

 

小さいかたつむりを水の中で見つけました。かたつむりって、泳げるの??

 

川を見渡せるところで気持ちいいんだけど、沼地帯だったみたいで蚊がすごい・・・。キャンプといえばカレーでしょ、と持参したカレーを作って食べた後は、蚊から逃げるためそそくさとテントに入って就寝。夜雨が降り始め、朝まで雨。あんまりリラックスできない・・・。

 

3日目

雨が止むまで待って出発。

Aちゃんもカヌーに溜まった水をかき出すお手伝い。

 

途中でお昼を食べようと休んだところで土砂降り!テントの外掛けを木から吊るして屋根に。

 

Aちゃんは公園で遊ぶほうが楽しいかな・・・?

 

舟が通れるように跳ね上がる橋。

 

 

今日はキャンプ場宿泊。ドイツのキャンプ場って、キャンピングカーを別荘の用にして泊まっている、Dauerkamperって人がいっぱい。キャンピングカーの周りに屋根をつけたり 庭を作ったり・・・。

こんなの。

泳いでいたら、白鳥の親子が人間をおどして来ました。ここでなにしてるねん、みたいな感じでシャー、シャー、って言いながらこっちに向かってくる・・・。白鳥って、一メートルはあるから結構おっかない・・・。

キャンプ場はシャワーもあるし、トイレもあるので快適。

 

 

カヌーな一日

旦那の親友夫婦がベルリンを訪ねてきてくれたので、ベルリン近郊のHangelsbergというところからカヌーに乗ってきました。

 

借りたのはここ。RegionalBahnでベルリン中心部から30分ちょっとです。

http://www.kanusport-erkner.de/

 

 こんなかんじの中を進んでいきます。水はものすごーく穏やか。

 

3人乗りのカヤックを借りて、Aちゃんカヤックデビュー。飽きるかなー、と思ったらトンボを見たり、一緒に漕いだり、結構楽しそうだった。

お昼はピクニック

 

計6-7時間のんびりと楽しみました。

ベルリンはちょっと出ればこんな自然が楽しめるところがとても素敵。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の休暇

今年の夏の休暇は、ベルリン近郊で何日かカヌーツアーの予定。

はじめはシチリア島に行こうかと思ってたんだけど、6月下旬はすでに激熱らしいので断念。そのあと南フランスに行こうかと思ってたんだけど、いい貸別荘が見つからず断念。

なんだかまるで夏の休暇の計画に気合が入らず、この辺でお茶を濁すことにしました。

ヨーロッパ内の観光は飽きたし、かといってお手軽に異国情緒を味わえるアラブ圏は今全然いけないし。。飛行機に長く乗るのは日本行きだけで十分だし、ハイキングはAちゃんがつまらないし、ということで地元休暇。テント泊の予定なんだけど、私耐えられるかな。

どこか素敵な行き先あったら教えてください。

水もれ

週末別荘滞在を終えて帰ってきたら、、、ぎゃーー、、キッチンが水浸し!!

 
上の階から水もれしたらしく、天井の壁紙がベローンとほぼ全剥がれ。
 
 
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キッチンの棚の中も水浸し。
 
これ全部直るまでにどれくらいかかるんだろなー。はー、憂鬱。
 
管理人の連絡やらなんやらを全部自分でドイツ語でしたのは、ちょっと自分を褒めたい気分です。

ギャラリー訪問

アーティストのママ友が誘ってくれたので、超久しぶりにギャラリーの展示を見に行ってきました。

 

 

で開催されていて、ここはいろんな国のアーティストが、レジデンスとして2、3ヶ月滞在して活動したり、展示をしたりするところで、ベルリンのアーティスト界では知らない人はいないようなところらしい。
 
 
今回見に行った展示は
 
 
ハムスターのコレクション
ハムスターが仕事して蒐集する
 
というものでした。
 
主催者のアーティストで、ハムスターのパフォーマンスをする児嶋サコさんが、お気に入りのアーティストたちの作品を蒐集したい。でもお金がないので、仕事して代金を払う、そして仕事は全てハムスターとして行う、というのがコンセプト。
 
児嶋さんのウェブサイト
 
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 ハムスターの衣装を着た児嶋さんの肖像画と、衣装、仕事をしている様子の写真。
 
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 わたしの友達、寺田由希子さんの作品。シャツが真ん中にある作品です。
他にはこういう作品をつくっているみたい。
 
わたしは正直現代アートはあまりよくわからないんだけど、アーティスト本人が全ての作品のコンセプトと制作方法をとても丁寧に説明してくれたので、そんなわたしでもとっても楽しめました。贅沢だねー。
 
ベルリンに来てから、アーティストやミュージシャン、フォトグラファーなどの、日本ではあまり知り合う機会がなかった人たちと知り合えるのが面白いです。世界が広がる。

家族会 Familientreffen

一年に一度、Aの家族が集まる会が別荘であったので、週末泊まりがけで行ってきました。

 
全部で16人集まるので、私たちはテントはテント持参。
Aちゃんはテントに寝るのに大喜び。
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テント泊がうまくいったら、夏の休暇は一週間くらいテント積んでカヌーツアーに行く予定。
 
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みんなで朝ごはんを食べて。。
 
子供達は一緒に庭で転げ回って遊び。。
 
 
私たちはカヌーに乗ったり
 
カヌーをAのいとこが買ったので、いつでも気が向いたときにふらっと漕ぎにでれて最高。まだ学校が夏休みに入ってないので、湖も空いてるし。
 
 
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ヨガをしたり。
 
 
 
 
天気も最高に良く、とても気持ちの良い週末でした。子供達は勝手に遊んでくれたので、全然手がかからなかったし。
 

 

でもテントに寝るのは、わたしは一週間はちょっと厳しそうだなー。。虫が中にいるかも、、とか、あの物音は、、とか、背中痛い、、とかで天気いい時はまだいいけど、雨の時もあるだろうし。カヌーツアーには行きたいけど、どうしようかなー。。

ウィーン再訪

大学時代の友人を訪ねて、ウィーンに行ってきました。

 
何度か行っているんだけど、今回ベルリンに慣れた目で見たら、また違ったところが見えてきて面白かった。
 
一番初めに日本から行ったときは、町は綺麗なんだけど、電車の中でジャンキーが叫んでいたり、血まみれのひとを見たり、なんだかちょっと怖い、、なんて思ってたのが、そんなのが日常茶飯事のベルリンからきたら、「すごく清潔でお金がありそうな町だわ〜。変なひともいないし、みんな綺麗な格好してるし、笑いかけてくれるし。」と、全然感想が変わっちゃった。っていうと、どれだけベルリンがひどいんだって感じだけど。
 
ベルリンに来たときも、(チェコに比べて)サービスが良くて感動してたら日本人の友達にびっくりされたけど。人間、低いレベルを体験すると、満足する基準も低くなって、生きるのが楽になる気がするわー、、、。
 
さて、今回は子連れだし、わたしの目的は友達に会ってとにかくおしゃべりすることだったので、子供に合わせたプログラム。
1日はウィーンの森、Kahlenbergのけしきをまずは堪能。
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その後kinderbauernhof(子供農園)に行って動物と戯れ、
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さいごにはHeuriger(ホイリゲ)に。ホイリゲとは、ウィーン名物の、自家製ワインを飲ませてくれる居酒屋のようなところです。ここでは子供の遊び場があったので、子供達はそこで自分たちだけで遊び、大人は会話に集中できたので最高でした。
 
食べ物を頼むときには、新たな発見が。ドイツではapfelacholeと呼ぶものがオーストリアでは、Apfelgespritzt、schlagsahneはschlagoberというらしい。オーストリアもドイツもドイツ語ですが、微妙に違う。とくに、食べ物とかの日常生活に密着したものが。昔同じ国だった名残か、チェコ語と同じものも多い。Johannisbeerenはribisとか。meerretichはkrenとか。
 
次の日はSchönbrunのKindermuseumへ。お姫様ドレスをたっくさん試着できるコーナーがあって、子供だけじゃなくて大人も楽しかった〜。その他、貴族のテーブルセッティングをするとか、お城の積み木模型とか、貴族の子供の日常とか、いろいろ触ってみて楽しめる作りになっててよかった。
 
子供達も女の子三人なのが幸いしたか、メルちゃんをお風呂に入れたり、バレエの発表会もどきをしたり、着せ替えごっこをしたり、と、女子力満点の遊びをして、すごく仲良くなってくれた。
 
わたしは久しぶりに友達に会ってたくさんおしゃべりできて、とっても充実した時間でした。どうもありがとう、Ui!