ベルリン幼稚園

ベルリンでの日常と子育て

久しぶりの自宅(微妙グチ注意)

3週間弱の義両親との別荘滞在を終え、やっと帰宅。

 

義両親とは気が合う方だと思うけど、やっぱり夫が日中いない中、3週間ずっと一緒にいるのはなにげに疲れていたようで、この2日間、マンガ読む以外何にもする気がしなかった。

 

一番疲れるのは、やはり食事。義両親はドイツの良き伝統にそって、夜はパンとチーズorハム、サラダ・・・。というメニューなので、最後の方はもうパンは見たくありません状態になってしまった。自分の好きなモノを気兼ねなく作れるのはやっぱりいいね。

 

あと義母は、気が利くし、孫の面倒よくを見てくれてとてもありがたいんだけど、「昔はこうだった、それに比べて今の母親の・・・」系の話をマシンガントークしてくる。普段は3割流してきいているんだけど、それでも3週間も続けているとボディーブローのように効いてくる。

 

義母は食事に無頓着で、私が娘用に離乳食を作っていた時も「え?なんでベビーフードをあげないの?作るの大変なのに」という反応。でも、彼女の中で、手作りの工作などを子供にしてあげるのは大変重要なことらしく、この頃の母親は誕生日会などで、子供を(お金を払って簡単に済ませられるイベントであるところの)動物園に連れてったりして、手作りのイベント(彼女の中では、折り紙を一緒にするとか、工作をするとかがいいらしい)をしない、と大変ご立腹。

私としては、え?なんで工作?動物園にお弁当持っていったほうが楽しいのでは?と思うのだけど。

 

その他疲れの元は、価値観の違い。義両親は戦中世代で、お金がないわけではないのに、とにかく質素というか倹約家というか清貧というかエコというか。消費は悪!みたいな。何十年前のですか?というような服を着てるし、車も壊れる寸前だし。。昔の夫のおもちゃは素晴らしい保存状態でとってあって全部くれるし。子供に何かしてあげるにしても、お金をかけていくようなイベントは手抜きだからX。自分で何か工夫して・・・、っていうのが最上。

 

それで幸せに暮らしているのは素晴らしいことだとは思うんだけど、消費社会でどっぷり使った私は、どこかでやっぱり「つまらん・・・貧乏臭い・・・(ゴメン)」と思ってしまう。そんで、この頃の消費社会の状態を憤慨しながら私に訴えられると、私の性質を責められているようで辛い。。。

 

とか言いつつ、夫を好きになった理由の一つは、消費社会に染まってない高潔さだったりするので、自己矛盾なのだけれどl。

 

そんなこと言いつつ、孫の面倒をとても愛情深く見てくれて、私はだいぶ自分の時間がとれたし、湖のそばでゆっくり出来たので、こんなこと書いてたらバチが当たるかな。